大津・石山相続遺言相談センターの
相続手続きに関する相談事例
大津の方より相続に関するご相談
2025年07月02日
相続手続きではどのような戸籍を取り寄せなければならないのか、行政書士の先生に教えていただきたい。(大津)
私は大津在住の女性です。母が亡くなったので相続手続きを進めたいと思っているのですが、戸籍のことでわからないことがあります。
銀行で相続手続きを行うため、事前に必要書類を調べて銀行に向かったのですが、私が用意した戸籍では足りないといわれてしまいました。私が用意したのは母が死亡したことが書かれた戸籍なのですが、ほかにどのような戸籍を用意すればよかったのでしょうか?
戸籍のことでいきなりつまづいてしまい、自分だけで相続手続きができるのだろうかと不安を感じています。両親は私の幼少期に離婚していて父とは全くの疎遠ですし、親族はみな大津にいないので相続のことで相談できる人が身近にいません。はじめての相続でわからないことだらけなので、大津で相続に詳しい行政書士の先生に教えていただきたいです。 (大津)
相続では被相続人のお生まれから亡くなるまでのすべての戸籍と、相続人の現在の戸籍を用意しましょう。
相続手続きを進めるためには、被相続人(亡くなった方のこと)の戸籍(戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍謄本)と、相続人の戸籍が必要です。その中でも、被相続人の戸籍については、被相続人のお生まれから亡くなるまでの戸籍をすべて揃えなければなりません。
ほとんどの方は、婚姻や転居により転籍を経験しているため、戸籍は複数にわかれています。そのすべてを揃えなければ、相続手続きを進めることができないのです。
なぜ被相続人の戸籍をすべて揃えなければならないのでしょうか。それは、相続人が誰であるかを第三者に証明するために必要だからです。
被相続人のお生まれから亡くなるまでの戸籍をすべて揃えることによって、配偶者や子の有無、子が何人いるのか、両親は誰で、ご存命なのか、兄弟姉妹はいるのか、養子や認知している子はいるのかなどの情報が明確になります。これにより、誰が相続人になるのか証明することができるのです。
相続人が誰であるかをはっきりさせるためにも、相続が開始したら早めに戸籍を揃えることが大切です。
戸籍の収集は以前は非常に手間のかかる作業でしたが、現在は戸籍法が一部改正され、本籍地以外の市区町村窓口でも戸籍証明書等を請求することができるようになりました(広域交付制度)。広域交付制度はご本人や配偶者、子、父母などが利用することができます。
相続手続きでは、戸籍をはじめとして数多くの書類を取り扱うことになりますので、手間も時間もかかります。相続に不慣れな場合、ご自身で相続手続きをすすめることが不安だと感じる方も少なくありません。相続手続きは相続の専門家に代行を依頼することも可能ですので、ぜひご検討ください。
大津の皆様、大津・石山相続遺言相談センターでは、相続に関する初回完全無料相談を実施しております。相続に関する知識を実績を豊富にもつ専門家が、大津の皆様のお話を丁寧にお伺いしたうえで、必要な手続きなどわかりやすくご案内いたしますので、相続で不安のある方はぜひお気軽に大津・石山相続遺言相談センターにお問い合わせください。