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大津の方より相続手続きに関するご相談

2024年11月05日

相続手続き 大津市

父が亡くなり相続財産の調査をしていますが銀行の通帳が見当たりません。行政書士の先生、どうにかなりますか?(大津)

先日父が亡くなり相続が発生しました。父は大津に住んでいたので、お葬式は大津の葬儀場にて行いました。相続人は妻である私の母と私、2つ離れた弟となります。私と弟は大津から出てしまっているので、休みの日に実家に戻り遺産の整理や相続手続きを進めたいと思っております。生活費等を管理していた通帳は母が把握していたので通帳はあるのですが、父が生前趣味の旅行用にお金を貯めていると話していた通帳があるはずなのですが、それが見つかりません。母も父の趣味に関しては自由にさせていたので口座を開設した銀行すらわかりません。

私たち兄弟が大津市外に住んでいることもあり相続手続き自体を行政書士の先生にお願いしようか悩んでいます。見つからない通帳がある場合どうしたら良いでしょうか?(大津)

 

戸籍謄本(相続人の証明のため)を用意すれば銀行から残高証明書を取り寄せることが可能です。

見つからない通帳があるとのことですが、まずはお父様が遺言やエンディングノートなどを残されていないか確認をしてみてください。財産が多岐に渡る場合エンディングノートなどに財産についての詳細を残されている方も多くいらっしゃいます。

遺言やエンディングノートも見当たらない場合には相続人で通帳を探すことになりますが、相続人は銀行に対して故人の口座の有無や残高証明などの情報開示を求めることができますので、思い当たる銀行に問合せをしていきます。

遺品の整理をして通帳やキャッシュカードを探したり、銀行からの郵便物や粗品、カレンダーやタオルなどがないが探します。ご自宅での手掛かりが全くない場合には自宅や会社近くの銀行に問い合わせを行います。

銀行に情報開示の請求を行う場合には相続人であることを証明するための戸籍謄本の提出が求められます。

 

相続人の財産調査やその他の相続手続きには負担が多く、ご相談者様のように休日にご実家に戻られてのお手続きなどで時間がかかってしまうこともあります。ご自身での手続きが難しい場合などは当相談センターまでご相談ください。相続手続きの経験豊富な行政書士がしっかりとサポートさせていただきます。

当相談センターはJR石山駅改札を出て南出口から徒歩1分の場所にございます。お気軽にご相談ください。

大津の方より相続に関するご相談

2024年10月03日

相続手続き 遺産分割 大津市

行政書士の先生、母の財産を相続するにあたり、相続人それぞれの相続割合について教えてください。(大津)

大津の実家で暮らしていた母が亡くなり、相続が発生しました。これから母の財産をどのように分け合い相続するか話し合いたいと思うのですが、わからないことがあります。両親は私の幼少期に離婚しておりますので、今回の母の相続で相続人になるのは私、弟、妹の3人になるはずですが、妹は既に他界しております。相続について調べたところ、妹の子供が相続人になるというところまではわかりました。妹の子供は2人いるのですが、この場合相続人それぞれの法定相続分はどのような割合になるのでしょうか。(大津)

法定相続分は相続順位に応じて定められています。

民法では法的に遺産を相続できる人(法定相続人)とその相続順位を定めています。そして民法の定めによる各相続人の相続割合(法定相続分)は、相続順位によって異なりますので、それぞれ確認していきましょう。

■相続順位

  • 配偶者は常に相続人
  • 第一順位:直系卑属である子供(孫)
  • 第二順位:直系尊属である父母
  • 第三順位:傍系血族である兄弟姉妹

まず、配偶者は必ず法定相続人となります。次に第一順位の人が法定相続人となりますが、第一順位の該当者がいない場合、第二順位の人が法定相続人となります。第二順位の該当者もいなければ、第三順位の人が法定相続人となります。上位の該当者が存在する場合、下位の該当者が法定相続人となることはありません。

今回のケースでは、ご相談者様、弟様、妹様の2人のお子様は全員第一順位の法定相続人となります。お父様は離婚しているとのことですので法定相続人ではありません。

次に法定相続分の割合についてです。

■法定相続分の割合 ※民法より抜粋

民法第900条(法定相続分)

同順位の相続人が数人あるときは、その相続分は、次の各号の定めるところによる。

一、子及び配偶者が相続人であるときは、子の相続分及び配偶者の相続分は、各二分の一とする。

二、配偶者及び直系尊属が相続人であるときは、配偶者の相続分は、三分の二とし、直系尊属の相続分は三分の一とする。

三、配偶者及び兄弟姉妹が数人あるときは、配偶者の相続分は四分の三とし、兄弟姉妹の相続分は、四分の一とする。

四、子、直系尊属又は兄弟姉妹が数人あるときは、各自の相続分は、相等しいものとする。ただし、父母の一方のみを同じくする兄弟姉妹の相続分は、父母の双方を同じくする兄弟姉妹の相続分の二分の一とする。

上記の内容から、法定相続分はご相談者様が1/3、弟様が1/3、妹様が1/3となりますが、妹様は逝去しており、そのお子様2人が相続しますので、妹様の1/3を2人で割ります。よって、妹様のお子様の法定相続分は1/6ずつ(2人合わせて1/3)となります。

なお、遺産分割協議で相続人全員が納得すれば、法定相続分とは異なる割合で遺産分割しても構いません。

大津の皆様、法定相続分の割合は相続のご状況によって異なりますので、それぞれのご状況に合わせて計算する必要があります。大津にお住まいで相続についてご不明な点がある方は、大津・石山相続遺言相談センターまでお問い合わせください。大津・石山相続遺言相談センターは相続・遺言を専門とする行政書士事務所です。初回のご相談は完全無料にて、相続の専門家が対応させていただきますので、大津の皆様はどうぞ安心してご相談ください。

大津の方より相続に関するご相談

2024年09月03日

相続手続き 大津市

相続における遺産分割協議書を作成する意味を行政書士の先生に伺います(大津)

私は大津に住む50代の会社員です。先日80歳目前の父が病気で亡くなりました。父は以前脳梗塞で倒れてから、長い間入退院を繰り返していたため、私たち家族も多少の覚悟はできていたつもりです。葬儀関係で特に慌てることはなかったように思います。今は家族で自宅の遺品整理を行いながら思い出話に花を咲かせています。父の書斎の片付けは終わりましたが、脳梗塞の後遺症で余裕がなかったとみえ、特に遺言書らしきものは見つかりませんでした。法定相続人は家族だけですので、遺産分割についての話し合いはなんとなく済んでいます。父の遺産は、大津の自宅と数百万円の預貯金程度です。遺産分割協議書を作成するまでもないと思うのですが、そもそも遺産分割協議書は何に必要なのでしょうか。(大津)

 

相続手続きを進めるうえで遺産分割協議書を作成する意味をご説明します。

相続では、遺言書が残されていた場合と残されていなかった場合でその後の手続きが大きく異なります。遺言書のある場合は、その内容に従って遺産分割を進めればいいので、その後の遺産分割協議書の作成も必要ありません。一方、遺言書がない場合は、相続人全員の参加による遺産分割協議を行わなければなりません。遺産分割協議書は、相続人全員で話し合い合意した遺産分割協議の内容を書面にとりまとめたものをいいます。
遺産分割協議書の作成は義務ではありませんが、不動産の名義変更の手続きの際に必要となるだけでなく、分割内容の確認のためにも作成することをおすすめしています。
遺言書のない相続手続きにおいてどのような場面で遺言書が必要になるか以下でご説明します。

【遺産分割協議書が必要な場面】

・不動産の相続登記

・相続税の申告

・金融機関の預貯金口座が多い場合(遺産分割協議書がないと、全ての金融機関の所定用紙に相続人全員の署名押印が必要)

・相続人同士のトラブル回避のため

相続は、多くの財産が突然手に入る揉め事の起こりやすい状況です。本音で言い合える家族だからこそ揉め事に発展してしまうケースがあります。言った言わないとなった場合に備え、内容を確認するためにも、遺産分割協議書を作成しておいた方が安心です。

大津・石山相続遺言相談センターは、相続手続きの専門家として、大津エリアの皆様をはじめ、大津周辺の皆様から多くのご相談、ご依頼をいただいております。
大津・石山相続遺言相談センターでは、ご依頼いただいた皆様の相続手続きについて、大津の地域事情に詳しい行政書士が親身になってサポートさせていただきます。まずは大津・石山相続遺言相談センターの初回無料相談をご利用のうえ、お気軽にご相談ください。大津・石山相続遺言相談センターのスタッフ一同、大津の皆様、ならびに大津で相続手続きができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げます。

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