大津・石山相続遺言相談センターの
相続手続きに関する相談事例
大津の方より相続に関するご相談
2025年02月04日
7年前に再婚した夫が亡くなりました。行政書士の先生、元夫との実子に彼の相続を受ける権利はあるのでしょうか。(大津)
大津に住む60代主婦です。先日、大津の病院で夫が亡くなりました。葬儀はすでに大津の斎場で済ませ、これから相続手続きを開始しなければと思っているところです。その件で、行政書士の先生にお聞きしたいことがあり、この度お問合せをさせていただきました。
亡くなった夫は、元夫と別れた後に働きだした大津の職場で出会いました。子供が成人した後に再婚をしたのですが、子供もとても喜んでくれて定期的に食事会をするなど交流を持っていました。晩婚で子供がいない夫も、まるで実子であるかのように可愛がってくれていました。その子供も今や家庭を持つ主婦ですが、新たな家族として時折食事やお出かけを楽しむ仲でしたので、可能であれば夫の持つ相続財産を一部を渡すことができればと考えています。多額の資産があるわけではないですが、私ひとりで受け取るには少々荷が重く、子供の生活費の足しにできるなら幸いと思っています。
行政書士の先生、血のつながりはありませんが夫(再婚相手)の相続を子供に受けてもらう手立てはあるのでしょうか。(大津)
お子様が旦那様の養子になっていれば、血のつながりはなくとも法定相続人となり、相続を受ける権利があります。
血縁関係にない元夫の実子が、再婚相手の夫の相続を受け取れるかどうかは、養子縁組をしていたかどうかにより回答が異なります。お子様が成人した後に再婚をされたとのことですが、成人であっても養子縁組届を出すことは可能です。養親と養子ともに自署捺印をした上でどちらかが養子縁組届の届出をしていたのであれば、お子様は法定相続人となりますので、この度ご逝去された旦那様の相続を受ける権利があります。また、ご相談内容からも新しい家族として親しくしていたことが読み取れますので、相続手続きが始まり財産調査や遺品整理を行う際には、遺言書の有無も確認しましょう。大津のご相談者様のお子様に対し、何らかの遺志が残されているかもしれません。
相続手続きとは一生のうちに何度も経験することではなく、状況も人それぞれのためどのように相続手続きをすすめていけばよいかご心配になる方も少なくありません。大津のご相談者様のように、相続手続きでのお悩みやご相談がございましたら、大津・石山相続遺言相談センターの初回無料相談をご活用ください。大津・石山相続遺言相談センターでは、おもに大津周辺にお住まいの皆様より相続や遺言書に関わるお悩みやご質問を多くいただいております。士業事務所へのお問い合わせやご来所は心理的ハードルもあるかもしれませんが、所員一同大津の皆様のお役に立てるよう努めておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。大津の皆様のご来所を心よりお待ちしております。